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予想気温です。
最低気温は25度前後の見込み、最高気温も大体きょうと同じで引き続き暑さが厳しいでしょう。
皆さん。
この方 どなたかご存じですか?今日はですね この人が予言した奇妙な天体についての お話なんです。
お~ お~! 吸い込まれそう。
わ~。
2019年4月10日。
天文学史上 画期的な発表が世界で同時に行われました。
え~ では 皆さん。
準備は よろしいでしょうか?こちらでございます。
(歓声)これは…シリーズ「スペース・スペクタクル」。
第2回のテーマは ブラックホール。
100年前 アインシュタインの理論によって予言され数々の天才たちが追い求めてきた幻の天体です。
映画やアニメーションで「何でも吸い込んでしまう 魔の天体」と描かれてきましたが実は 誰も本物を見た人はいませんでした。
今回 世界の科学者が協力その姿を初めて捉えました。
重さは 太陽の65億倍。
超巨大ブラックホールでした。
おお~。
これは見えたね。
今 ブラックホールの常識が大きく覆ろうとしています。
全てを吸い込むと考えられてきたブラックホールが実は 大量の物質を吹き出していたのです。
ブラックホールというそのものが非常に不思議な天体でして…更に 最新の観測機器が 驚きの新事実を明らかにしつつあります。
ブラックホールがあるからこそ宇宙に 私たち生命が存在できるようになったというのです。
宇宙最大の謎を秘めた天体ブラックホール。
今日は 私たち生命との知られざるつながりに迫ります。
櫻井さん 今 アインシュタイン博士が聴いているのって…。
そうですね。
嵐の曲ですね。
ねえ。
ブラックホールについて歌っていらっしゃるぐらいですからかなり 詳しいんじゃないんですか?いやっ ちょっと言いがかりに近いけど…。
確かに ブラックホールについて歌ってますね 僕ね。
ただあの… 知ってるっていうともう 本当に 「暗い」 「闇」 「吸い込む」。
だから そのいわゆる太陽とかとは違ってちょっと 私たちには無関係の天体っていうようなイメージはありますけれども…まあ それくらいしか正直 分からないですよね…。
確かに こう 魔の天体っていうイメージありますよね。
ありますね。
でも 今日はその常識を覆していきたいと思います。
私たち生命とブラックホールがつながっているという驚きの話なんですよ。
え~!ブラックホールとは ひと言でいうと重力があまりに強いので光すら出てくることができないという天体のことです。
私たちは 例えば地球の重力に引っ張られてますよね。
博士 ジャンプ…。
ねえ 驚きますね。
アインシュタインが跳び上がっても地球が重力で引っ張っているので必ず落ちてくるんです。
例えば 地球が ここにあるとします。
仮に 地球がもっと重かったとすると重力がもっと強くなりますからもっと速いスピードでロケットを打ち出さないと出ていくことができなくなります。
そして この地球がもっともっともっと重くなって重力が強くなったと考えてみると光の速さで飛び出しても出ていくことができない。
ですから 光ですら出ていくことができないで落っこってきてしまうわけですから光が出ないということは真っ暗に見えると。
これがブラックホールです。
なるほど。
地球が黒くなった。
もともとは アインシュタインが約100年前に打ち立てた理論重力の理論で 一般相対性理論といわれてるものが あります。
あ~ それは聞いたことありますよ。
だから 博士の理論がもとになったということですよね。
アインシュタインさんこんな天体を予言するっていうのはもう… さすがのことですね やはり。
んっ?あれ 違う?バツ。
どういうこと? 謙遜?いやいや実は ブラックホールはアインシュタインの理論をもとに考え出されたんですけれどもそれを言いだしたのは シュバルツシルトっていう別の物理学者で実は アインシュタイン自身は現実にはそんなものはないだろう っていうふうにおっしゃってたんですね。
理論のもとになっているにもかかわらずですか?ええ。
だとすると 本当にこの100年後の発見というのはご本人も驚きのことですよね。
写真見てもらいたかったですね。
本当そうですね はい。
そもそも ブラックホール自身から光は出てないわけですから写真を撮ろうと思ってもどうやっていいのか よく分からない。
で そのやり方を考えるだけでもすごい大変なことだったんですね。
はい。
ということで今回 科学者が総力を挙げてブラックホールの観測に挑んだその舞台裏に密着取材しました。
驚きの姿が見えてきました。
国立天文台の水沢観測所です。
2018年6月。
運命を分ける一日を迎えていました。
ブラックホール観測の日本のリーダーを務める本間希樹さんです。
実は この日は ブラックホールを観測したデータが全てそろう 特別な日でした。
本間さんはブラックホールの黒い穴を見るために10年という歳月をかけてきました。
望遠鏡を向けるのは おとめ座の方向。
地球から6,000万光年離れたところにおとめ座の銀河団があります。
その中にひときわ大きな星の集団があります。
M87銀河です。
観測データはその中心にブラックホールがあることを示唆していました。
しかし 誰一人その姿を見た人はいませんでした。
なぜなら その姿を捉えるためには地球から 月面に置いたテニスボールを見分けられるほどの超高性能の望遠鏡が必要だからです。
そこで考えられたのが地球サイズの超巨大な望遠鏡をつくることでした。
本間さんたちは 世界の科学者と協力。
8つの電波望遠鏡を束ねて使うプロジェクトを 立ち上げました。
離れたところにある複数の電波望遠鏡を使って同じ天体を観測すれば地球規模の超巨大望遠鏡で見るのと同じ性能が得られます。
人間の視力は 1.0前後ですがこの望遠鏡の視力は300万。
これでブラックホールを見ようというのです。
2017年の4月世界同時の一斉観測が始まりました。
南極 北米 南米 ヨーロッパ。
世界中の電波望遠鏡がブラックホールに向けられます。
5日間の観測は天気にも恵まれました。
観測されたデータは1か所に集められます。
実は ここからが正念場です。
8か所に分かれて観測したためそのデータには ずれや ばらつきがありそのままでは 画像はボヤけてしまいます。
これを鮮明にしなければなりません。
ボヤけている画像をどうやって鮮明にするのか?本間さんたちは 1年以上をかけて画像処理のためのプログラムを開発しました。
観測から1年ようやく準備が整いました。
開発したプログラムを使って実際の観測データを画像化できるようになりました。
ぼんやりと明るい部分と暗い部分が現れました。
う~ん…。
更に処理を進めていくと…。
これで 今 リニアです。
おお~。
これは見えたね。
見えた!すごいですね。
おめでとうございます。
これは すごい。
(拍手)これは間違いないでしょう。
これが 本間さんたちが鮮明化したブラックホールの画像です。
実は 海外でも 全く異なる手法で画像を鮮明化する作業が行われていました。
それが 日本の結果と同じになればブラックホールを正確に捉えたことになります。
その結果は…ぴたりと一致しました。
ついに 私たちは ブラックホールの本当の姿を目にしたのです。
人類が初めて見た瞬間ですね。
それを自分たちでやったって非常にうれしいです。
100年前 アインシュタインが生み出した一般相対性理論。
それは 重力が大きくなれば時間と空間がゆがむことを示すものです。
ゆがみが極端に大きくなると光さえ出られなくなりブラックホールになると予想されました。
その存在を初めて証明した この画像。
ブラックホールの本当の姿が明らかになりました。
中央の黒い部分 線で囲んだ範囲がブラックホールの本体です。
直径は400億kmなんと 太陽から冥王星までがすっぽり入るほどの超巨大ブラックホールでした。
その周囲を明るい光のリングが取り囲んでいます。
光を出さず 真っ暗なはずのブラックホールで何が起きているのでしょうか?ブラックホールは強い重力で周囲のガスを引きつけます。
吸い寄せられたガスは 渦を巻きながらブラックホールに近づきます。
中心に近づくほど高速で回転します。
すると ガスが摩擦で高温になり光り輝くのです。
更に 科学者たちが注目したのはガスの明るさが画像の上下で異なる点です。
そういうことによって…下側が明るかったのはガスが私たちの方に向かってきていたからです。
本間さんが考えるブラックホールの姿です。
地球から見てガスは縦方向に回っています。
輝いている部分の温度は60億度。
太陽の中心部の400倍にも達する宇宙随一の超高温です。
これまで 見ることのできない暗黒の天体だとされていたブラックホール。
実は 周囲のガスを吸い寄せ強烈に光り輝く天体だったのです。
じゃあ そうすると写真が撮られた 映像が撮られた。
それも 明るいからブラックホールは明るいんだというよりその周囲が明るくなってるってことですか?そうなんですね。
真ん中が黒く見えて周りが明るいっていうそういう仕組みなんですね。
はあ~。
先生 これ あの 本当の真ん中のここの黒い部分っていうのはじゃあ 何があるんですか?それは 実は本当のことはよく分かんないんですよね。
ブラックホールの中に入ったら出てこない。
ブラックホールの一番奥に行くと特異点といってどうしても私たちがまだ理解できないところがある。
アインシュタインの理論によるとブラックホールというのは別に表面というものがあるわけじゃなくてそのまんま スッと入れちゃうんですね。
本当に そうなんだろうか。
本当に何も取り出せないんだろうか。
中入ったものはどうなっちゃったんだろうか。
ここら辺は 今でもいろんな人が研究してるとこなんです。
吸い込まれるとどうなるかっていうのはまだ分からないってことですか?ええ まあ 大体こうじゃないかっていうのは 分かっていて中に入っていくとどんどん重力が強くなりますよね。
重力が強くなると引っ張られます。
引っ張られていくとギュ~ッと麺棒で伸ばしたうどんのようになっていくんですね。
で ちゃんと学術的にもスパゲッティ化現象って名前が付いてます。
え~ あの 麺のようになってる…。
スパゲッティみたいに。
ただ 外から見てるとちょっと不思議なんですけども…時間の流れ方も変わっていくということですか?そうなんですね。
それが アインシュタインの理論がいったことで重力っていうのが時間を遅らすんです。
アインシュタインさんもうなずいてますね。
うなずいてますね。
そして 今回観測されたブラックホール超巨大でM87という銀河の中心にあることも先生 分かったんですよね。
ええ 分かってます。
実はこのM87だけではなくて…えっ 先生 ごめんなさい。
何個もブラックホールってあるってことですか?銀河ごとにあるってことですか?銀河ごとにある。
例えば 私たちが住んでる天の川銀河っていう銀河ですけども天の川銀河の中心にも やっぱり超巨大質量ブラックホールがあって太陽のざっと400万倍の重さがある。
え~ そんなに…。
ええ。
ですから 私たちの銀河どうしてこういうふうに成長してきたのかということの鍵をブラックホールが握ってるかもしれないんです。
ちょっと… 壮大なスケールといいますかお話ですよね。
この研究が今 注目を浴びています。
宇宙に数千億個存在するとされる銀河。
最新の研究からほぼ全ての銀河の中心に超巨大ブラックホールがあることが分かってきています。
ブラックホールは銀河の誕生や宇宙の成り立ちと密接な関係があるのではないか。
その謎に迫ろうと宇宙初期のブラックホールを10年以上にわたって追い続けている人がいます。
松岡良樹さん。
いわばブラックホールハンターとも呼ぶべき研究者です。
宇宙が始まった頃の様子をどうすれば知ることができるのでしょうか?それは 遠くの宇宙を観測することで可能になります。
光が1年間に進む距離を1光年といいます。
地球から1光年離れた天体を見ることは1年前にその天体を出発した光つまり1年過去の姿を見ることになります。
100億年前の過去の姿を見たければ100億光年離れた天体を観測すればいいのです。
松岡さんが観測に使うのは 標高4,200mハワイ島 マウナケア山頂に建つすばる望遠鏡。
星空の広い範囲を高い解像度で観測できる巨大望遠鏡です。
しかし ブラックホールの黒い部分を直接見ることはできません。
そこで ブラックホールの周りで輝くガスの光を手がかりに探します。
それでも 極めて遠くにあるため普通の星と区別することは簡単ではありません。
ようやく この日…。
当たりですね。
当たりました。
クエーサーですね。
遠方クエーサーです。
光の筋が こう見えててこれがスペクトルですね。
白く光る筋の位置から距離を測ると…。
地球からの距離が 129.9億年ですね。
すばらしいですね。
いきなり。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
さい先がいいですね。
どうします? もっと重ねますか?それとも…。
せめて3枚は撮りましょう。
この光の中心にあると見られるブラックホール。
今から129億年前。
宇宙が生まれて間もない時代のものでした。
驚くべきは その明るさです。
129億年前のブラックホールはたった一個で 初めて姿を捉えたM87銀河のブラックホールの1万倍もの明るさでエネルギーを放っていました。
まさしく モンスターブラックホールです。
この5年で 松岡さんの研究グループはこうした 宇宙初期のブラックホールおよそ100個を見つけました。
いずれも 現在の宇宙では見られないほど激しく輝き膨大なエネルギーを放っていることが分かりました。
なぜ 太古のブラックホールはモンスターのように激しく活動していたのか。
生まれて間もない宇宙ではブラックホールの周りに莫大な量のガスが存在するためそれを吸い寄せることで激しく輝いているのではないかと松岡さんは 考えています。
更に こうした太古のモンスターブラックホールから驚くべきものが見つかりました。
[外9390]~エドアルド・バナドスさんブラックホールハンターの一人です。
去年 発見したのは128億年前 宇宙が誕生して間もない頃のブラックホール。
これを 詳しく分析しました。
ブラックホールは 中央の光の中にありそこから左右に巨大な光の塊が放たれているように見えます。
差し渡しの距離は5,000光年にも及んでいました。
発見された この光の放出。
ジェットと呼ばれています。
ブラックホールの中心部から吹き出すガスであると考えられています。
太古のブラックホールではこうした ジェットが見つかる例が相次いでいます。
なぜ 何でも吸い込むはずのブラックホールから大量のガスが吹き出ているのでしょうか。
そのメカニズムを研究している人がいます。
筑波大学の大須賀 健さんです。
大須賀さんは 100億年前のブラックホールの活動の様子をシミュレーションしました。
その結果 ブラックホールの周りで大量のガスが回転することですさまじい現象が起きていることが分かりました。
ブラックホールの周りを高速で回転するガス。
摩擦で高温になると強い磁力が生まれます。
磁力線は ブラックホールの回転によってぐるぐると巻かれエネルギーをため込んでいきます。
そのエネルギーを押さえ込みきれなくなった瞬間…。
磁力線は 逃げ場を求めるように上下方向に 一気に跳ね上がります。
その結果 周囲のガスが猛烈なスピードで吹き出します。
これがジェットです。
ジェットのスピードは光に近い速度にまで達します。
ありとあらゆるものを吸い込んでしまうと考えられていたブラックホールは実は…吸い込むだけかと思ってましたけど吹き出してましたね。
驚きましたね。
イメージ変わりますよね。
吹き出しているものというのは吸い込まれたものが 入ったものが出てるっていうことではないという…。
うん それは そうじゃないんですね。
やっぱり 入ったものはもう絶対 出てこない。
それがブラックホールですから。
入る前の周りにぐるぐる回っているものがどんどん熱くなって 温められてある時に ぶわ~っと吹き出すと。
それが さっきのジェットなんです。
吐き出してるというよりは吹き出してるというようなことですよね。
もしかすると…吹き出すものの方が多い?ええ。
これまた イメージがもう180度変わってしまいますね。
初めて写真が撮れたM87銀河のブラックホールにもやっぱり ジェットが吹き出してるっていうのがもう観測で分かってるんですね。
そうなんですか。
ええ。
でも 先ほどの…だからこそ あんなに遠いのにも見ることができる。
いや モンスターってVTRでも言ってましたけど太古の昔のブラックホールの方がパワーが強いっていうことですもんね。
これは さすがにアインシュタイン博士も予言してなかったんじゃないですか?ああ 落ち込んじゃった…。
アッハッハ ちょっと かわいそうかも。
さすがに予言していなかったってことですね。
でね 櫻井さん 実はこの ブラックホールのジェットって私たちと無関係ではないんですよ。
いや ごめんなさい関係なさそうでしたよ 正直。
違うんです。
この超巨大ブラックホールのジェットと私たち生命とが深~く つながっているというんです。
ブラックホールと私たち生命はどう つながっているのか。
今年4月 ブラックホールの姿が捉えられたという発表を熱い思いで見つめる科学者がいました。
オランダ宇宙研究所のオーロラ・シミオネスクさんです。
オーロラさんは ブラックホールの研究で世界を渡り歩く新進気鋭の天文物理学者です。
ルーマニアで生まれ 17歳で物理オリンピックで優勝するなど天才少女といわれました。
30歳で書いた論文が世界的な科学雑誌「Nature」に掲載されるなど今 最も注目を集めるブラックホール研究者です。
オーロラさんは 6年前に日本に渡りJAXAのプロジェクトに参加。
そこで 世界中を驚かせる大発見をします。
X線天文衛星 すざくを使った観測でブラックホールと生命のつながりを解き明かす手がかりを見つけたのです。
オーロラさんが注目したのはあのM87銀河の周辺にある元素の分布です。
これは X線で観測したデータです。
波の形や強度から どんな元素をどれくらい含んでいるのかが分かります。
その結果 鉄やマグネシウムケイ素 硫黄が見つかりました。
鉄の値を100とした場合それぞれの元素の比率を調べました。
オーロラさんが驚いたのはこの元素の比率が宇宙の どこでも同じような値を示したことでした。
星が多く集まったM87銀河の中心部でも星のほとんどない銀河団の縁の部分でも更には 別の銀河そして 私たちの太陽系でも同じような比率だったのです。
元素の比率は場所ごとに全くバラバラだと信じていた科学者たちにとって衝撃的な結果でした。
一体 なぜ 元素の比率がこれほど似通っているのか。
オーロラさんは ブラックホールが大きな役割を果たしたのではないかと考えています。
水は 宇宙空間インクは元素を表しています。
ブラックホールが元素をかき混ぜむらのない宇宙を作ったことが生命誕生に つながったとオーロラさんは言うのです。
ブラックホール 関係するんですね。
そうなんです。
混ぜるというのはどれほど大事なことなんでしょうかね。
そうなんです本当に大切なことなんですがどういうことかといいますと博士 お願いします。
いやいや どうした どうした…。
えっ?見ていて下さい。
いや これは 一体どういうことなのか…。
全身タイツみたいな感じになってしまいましたけれども…。
今 アインシュタインが着てるこのタイツで表してるのは青の部分が人間の体の酸素の部分。
黒が炭素 赤が水素 黄色は窒素そして 残りのいろんな ほかの元素っていうそれを表したのが このタイツなんです。
この元素を じゃあ 全身で示していると。
人間の体っていうのは ざっと80種類ぐらいの元素で出来てますよね。
で このどれが欠けてても私たちは 生まれなかった。
そもそも元素っていうのは星の中で作られたんですね。
宇宙が誕生したのは 今から138億年前だということが分かっています。
そのころにあったのはせいぜい 水素とヘリウムだけ。
私たちに大事な炭素とかカルシウムとか鉄は 実はなかったんです。
でも その後星ができたあと…そして その星が生涯の最後に爆発する。
超新星っていうんですけれどもこれは その様子が今も見えてるっていう画像なんですね。
そして この色を詳しく調べていくとどこに どういう元素があるか分かるんです。
この紫になってるところは鉄があるとこを表していて緑がカルシウム 黄色が硫黄そんな具合です。
実は この画像は 差し渡し10光年約100兆kmもあるんです。
で あそこに行ってカルシウムを取って鉄を取りに行こうと思うとその間までは何兆kmもある。
そんなことやって集めて人間作れないじゃないですか。
ですから 何かの方法で それを一緒にしといてくれないといけない。
しかも 私たちの太陽系は あそこから更に何万光年も離れたとこにあるのでどうやってそれを こっちまで持ってきて全部 ひとそろえ作るのか。
そういう…何かが かき混ぜてくれたに違いないだろうっていうわけなんです。
もし 混じっていなかったらどうなってたと思いますか?もう… 鉄のみで出来た人とか…。
カルシウムが全くない人間とかそういうことになってしまっていたということですもんね。
う~ん ちょっと想像できないですけどやっぱり 鉄だけだったら体に養分を回すような水がないわけだしカルシウムがなくて 骨がなかったら人間みたいな大きなものは多分 出来ないですよね。
まあ 普通に考えると やっぱり私たちの体を作るような元素がひとそろいないと多分 駄目なんじゃないかと思いますね。
う~ん。
私たちが生まれるためにはとにかく かき混ぜられることが不可欠だということが分かりましたがオーロラさんは その かき混ぜたのがブラックホールではないかと疑っているわけなんですよ。
では 一体 どんなふうにブラックホールが宇宙をかき混ぜたのか最新の研究を見ていきましょう。
今 コンピューターの中で宇宙の始まりを再現する世界的なプロジェクトが行われています。
そのプロジェクトに参加するマサチューセッツ工科大学のデビッド・バーンズさんです。
まず 観測に基づき宇宙誕生直後のガスの分布などを入力。
重力や電磁気力などの物理法則に従うと宇宙が どのように変化していくのかコンピューターの中で時間を追って観察しました。
これはスーパーコンピューターで再現された今から130億年前の宇宙です。
当時の宇宙は今よりも小さく 密度が高い状態でした。
宇宙誕生から15億年後 ガスが自らの重力で次第に集まっていきます。
白く光っているところが星々の集まり 銀河です。
そして 宇宙誕生から20億年後銀河の中心にあるブラックホールから巨大なジェットが発生しました。
もう一度 見てみましょう。
ジェットの長さは 180万光年。
銀河のサイズをはるかに超える巨大さです。
ジェットで まき散らされたガスはほかの銀河に取り込まれていきます。
その後も次々に銀河とブラックホールが生まれ強力なジェットが宇宙をかき混ぜていきます。
太古の宇宙では 元素のかき混ぜにジェットが大きな役割を果たしたことが確かめられました。
[外9390]~宇宙初期のブラックホールと私たち生命とのつながりが見えてきました。
さあ ブラックホールが私たち生命を生んだ壮大な旅に出かけましょう。
今から100億年前。
宇宙は小さく 現在の3分の1ほどでした。
[外9390]~星が次々に生まれそして 爆発を起こして死んでいきます。
生まれた元素は宇宙空間にバラバラに漂っています。
この時 生命誕生を決定づける出来事が起こります。
その主役となったのが銀河の中心にある超巨大ブラックホール。
それは 暗黒の天体ではなく光り輝くガスをまとい大量の物質を吹き出しています。
それが このジェット。
生命に欠かせない元素が かき混ぜられ宇宙の隅々にまで送り届けられます。
そして生まれた 私たち。
はるか100億年以上前にブラックホールが引き起こした宇宙の大激動の記憶が今も私たちの体に刻まれているのです。
そういうことなんですね。
 私たち生命のそもそもに大きく関係してる。
ブラックホールの印象が もう…番組始まる前と正反対になってしまいましたね。
オーロラさんが ブラックホールが父と言っていましたけど何だか ブラックホールに感謝したいぐらいな気持ちになってきますよね。
あの~ ブラックホールその姿そのものは見えないけれども本当に まさに黒幕というか主役というかというとこなんですね。
ええ 大事な役割を果たしたんでしょうね。
うん。
もちろん 今ので全部 決まりってわけじゃないと思うんですけどもこうやって ブラックホールが活発な時期があったのでいろんなものを かき混ぜてくれたんだと。
そのおかげで星が生まれてその星の中で また元素が生まれてで それが また爆発してちりばめられる。
そのかけらが私たちになったわけですよね。
そうか。
皆さん 星のかけらなんですよ。
ロマンがありますね。
だから こういうことが一緒に起きてないといけない。
ブラックホールの活動と 星が生まれる。
実は 今から ざっと…今 宇宙にある ほとんどの星はそのころにできたと思われてるんです。
へえ~。
星のベビーブーム。
ええ 星のベビーブーム。
…が 100億年前なんですね。
ええ。
地球で 生命が出来たのと同じようにほかの銀河にも同じように生命を作る元素が散らばっているわけですよね。
ええ。
同じ材料があれば 同じように命が生まれても おかしくないですよね。
材料は そろってるわけですからあと 適切な環境さえあれば命が生まれるんじゃないかと思いますね。
いや~ 本当にアインシュタイン博士から始まってご本人がそれは信じられないと言っていたものが100年たって 現代の…アインシュタイン博士から見たらまあ 若手といっていいんですかね研究者たちが それにたどりつくことができたっていうその道のりですよね。
それに驚きましたし…先生 やはり 宇宙を知るということは過去を学ぶということなんですかね。
それどころか 自分を知ることだと言ってもいいと思いますね。
自分 そして 生命 人間を知るということなんですかね。
うん。
本当に壮大ですね。
そして 村山さんアインシュタインに もし会えたらこんなこと聞いてみたいっていうことがあるそうですね。
ありますね。
それこそブラックホールの中それから 宇宙の始まり。
今のままではアインシュタインの理論もそこまでいくともう使えなくなっちゃってるんです。
それを どうしたらいいかっていうのはもう世界中の研究者がまだ考えてることなんですけどももし 今アインシュタインが生きていたらその方程式を見つけていたかもしれないですよね。
いつの間に…。
ええ?これからも 新しい研究 期待しますね。
いろいろ出てくると思います。
先生 お願いします。
はい 期待してて下さい。
世界の科学者が力を合わせ初めて見ることができたブラックホール。
科学者たちは更に大きな謎に挑もうとしています。
私たちの住む 天の川銀河の中心にある超巨大ブラックホールを直接 見ようという計画。
そもそもブラックホールがいつ どのように生まれ宇宙の始まりと どうつながっているのか。
その手がかりを見いだそうというのです。
更に 新しい観測衛星の打ち上げ計画も進められています。
従来の30倍以上の性能を持つ日本のX線観測衛星。
2年後の打ち上げを目指しています。
あのオーロラさんは この観測こそブラックホールの研究に大きな飛躍をもたらすと期待しています。
超巨大ブラックホールが宇宙の物質構造を どう進化させ生命を誕生させたのかその決定的な証拠を見つけたいのです。
今もなお 多くの謎を秘めた天体ブラックホール。
それは 宇宙の歴史や生命誕生の秘密を解き明かす究極の鍵なのです。
>>こんばんは。
>>サンデースポーツ2020です。
>>きょうは、石原さとみさんに来ていただいています。
>>よろしくお願いします。
>>石原さんは、東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレー公式アンバサダーを務めています。
>>オリンピック開幕まで1年を切りましたが、石原さん、どうですか?今。
>>緊張しますね。
でもなんか、もうすぐだなと思って、わくわくします。
>>日本中をつなぐ聖火リレーに、石原さんはとても熱い思いを抱いているそうです。
後ほどたっぷりとお話を伺います。
>>まずはバドミントンです。
東京オリンピックのテスト大会となるジャパンオープンは、各種目の決勝が行われました。
女子シングルスは、山口茜選手と奥原希望選手の日本勢対決となりました。
>>世界2位の山口。
2週連続での大会優勝を狙います。
世界3位の奥原は、ことしの初優勝がかかった一戦。
来年の東京オリンピックと同じ会場で、日本の誇る2枚看板による決勝です。
勝負を分けたのは、相手の強みを消すプレーでした。
奥原は、得意の長いラリーに持ち込んで、ミスを誘おうとします。
これに対して山口は、試合のテンポを上げる作戦。
チャンスとなれば、思い切って攻撃。
相手にペースをつかませません。
多彩なショットでポイントを重ねた山口は、。

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